ロンドン67 -ノッティンガムへ・・・先の読めない展開-

※この日記は、mixiにて2006年06月05日に公開されたものを、再掲載しています。

何が起こるかわからない人生って楽しいなって思ってたけど、この週末はなかなか良かった。

土曜日の朝、病み上がりなので普通に昼近くまで寝ていたら突然一人のカポ友から電話が。「ノッティンガムまで一緒に行かないとコロス!(意訳)」

ノッティンガムはイギリス中部の街で、今日はそこでバチザド(カポエイラのイベント)があるのだが、家から現場まで4時間の道程。しかし、Noと言えないわたしは大急ぎで支度をしてロンドンの発着駅セント・パンクラスへ向かい、そこに着いて初めて理解したが、どうやら友人はすでにノッティンガムへ一人で先に旅立っていたらしい・・・ち、置いてけぼりかよ。

それでも、一人で電車に乗ってノッティンガムの会場に到着してカポエイラやってたわけだが、そのカポ友が足首をひねったらしいくプレイ中に突然倒れる。バチザドが終わると、そのカポ友は見知らぬカポ男達と親しくなり、いつの間にか彼らの家に行く段取りに。それが、ノッティンガム市内かと思ったら車で1時間の隣街、レスター。
あれ、おかしいなあ。今夜はノッティンガムで後夜祭のカポエイラ&サンバパーティーに参加する予定だったのに・・・!?

レスターに着いて、公園で夕食なんて食べてたら、救急医療のコーナーを発見。カポ友の足を診せたら、こりゃ病院送りですよ、何のんきに公園で遊んでるの?と。で、わたし人生初の救急車同乗を経験して、病院へ直行。土曜の夜なので診察に時間が掛かり、終電を逃したあげくカポ友は松葉杖。

行く先々満室のホテルを何件か渡り歩き、女の子ちゃんなカポ友はなんとか6軒目にして空いてたホテルの一室へ、わたしは知り合ったばかりの男の内の一人の家に泊めさせてもらうことに。屈強な体躯を持つ彼に少々警戒しつつも無事その夜を過ごし、日曜の朝友人と合流。昼前にようやくロンドンまで到着と。

朝起きて数時間後にいきなりノッティンガム。そこに行ったはずが、実際の滞在時間3時間半位でそのほとんどカポエイラ。ノッティンガムの街なんて全然見てないのに気付くとレスターなんていう知らない街に。その勢いで、いきなり病院行きや見知らぬ男の家に泊まってたりと、数時間前にはこんな状況になるなんて予想すらしてなかったよ~!な、展開にワクワクしっぱなしな週末でした♪

写真左 バチザド風景。青黄色もらったマスコッチ君とAmazonasのPf.Boneco
写真中 カポ友拘束中
写真右 病院の救急搬入口到着。救急車の中から降ろされるカポ友

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中