マルタ日記 27 -ヌーディストビーチともう一人のカポエリシタ-

※この日記は、2005年09月19日にmixiで公開されたものを、転載しています。

9月18日 (日)晴れ時々曇り

キター!
ついに、出会えました!
もう一人のカポエイリシタinマルタです!

その彼とメールのやり取りすること数回。
日曜日の15時に約束のVodafoneのプール前で落ち合います。

目印のため私が持っていたパンデーロ(タンバリンみたいな楽器)に、会った早々食いついてきました。
バスに乗って目的地のビーチに向かうが、車中でパンデーロを叩こうとするのでたしなめたりしながらもお互い自己紹介。

名前はサシャ(?)だっけ(確認するの忘れた)。
出身はウクライナ。年齢は23歳、ほぼ同い年。

フィルムやデザインのプロダクションで、フォトグラファーのアシスタントをしているらしい(仕事紹介してー!)。

将来の夢はナショナルジオグラフィックのフォトグラファーになる事だそうです。

で、カポエイラ歴は4年程ですが、途中やったりやらなかったりでだいたい私と同じレベルくらい。

しかも、あまりちゃんとした所で教わっていたわけではないらしく、楽器や歌はちょっと苦手っぽかった。

目的地のGnejna Bay(映画トロイの撮影があったGorden Bayの隣)に着くと早速叩き始めるがかなりぎこちない。
手始めに基本の叩き方を教えると、どうやら思い出しようでまあまあ上手に叩き始める。
ついでに、カウンターリズムやらサンバのリズムやらも教えるとすごく喜んでた(自分←かなり得意顔)

で、練習する場所を探すのですが、案外人多すぎ。
しばらくさまようながら別のビーチが見える小高い丘へ上がった時、サシャが意外な事実を教えてくれた。

キター!
ついに、ありました!
ヌーディストビーチinマルタです!
(写真左)

今までの情報では、マルタにはそんな物は存在しないと思っていたのですが、実はあったんです!

ちなみ誤解の無いよう言っておきますが、わたしはやましい気持ちで喜んでるわけではありません!
単に、自分自身を全身くまなく焼きたいだけなのです!(←必死)
なので、今までにもギリシャのヌーディストビーチに2年連続で行って、境目無く焼いたりしたこともあったりします。

まあ、とりあえず今回はお尻を焼きに来たわけではないので、後ろ髪を引かれつつも別の場所を探します。

結局、最初の目的地のビーチで練習することに決め、準備運動。
で、いきなりジョゴ(カポエイラの組み手みたいなもの)を始めました。

かなり砂に足を取られバランスを崩しつつも、距離感、駆け引きなどもだいたい同じスタイル。(おおー、丁度いい相手で良かった)っと、思ってたら、始めた早々、顔面に彼の蹴りが痛烈にヒット!!(多分かかと)

「ハウッ!!」と、うなり声を上げながらも平静を装い、そのまま続けるおいら。
「ノープロブレム」と答えたものの、けっこうズキンズキン。(写真中。実はまったく大したことなかった)

むむむ、どういう展開で蹴りを喰らったのかわからないが、とりあえず彼は特別悪い動きをしたようには見えなかった。(たいてい蹴りを受ける時は状況が見えてない事がほとんどなんだけど)

しばらくそのままゲームを続け、終わると何度も謝ってくる。
カポエイラでは蹴りを受けた方が悪いんだと説明。

納得してないみたいだったけど、まあその場は収めて今度は技の練習を始める。
アクロバットは、微妙に彼の方がうまいかも。
でも、自分のアクロバットは大した事ないので、つまり二人とも大したこと無い。
とりあえず、砂浜でさえバク宙やバク転も怖くて出来ないチキンが二人、無難な練習をしばらく続け、またジョゴを再開。

今度は無事に終わり帰路へつく。
帰りに家の近くで、なぜかたまたまお揃いのカウサ(カポエイラのパンツ)を履いて記念撮影(写真右。ちなみに彼はウクライナの元カノに電話中)

今度は、パラマウントムービー社に勤める知り合いも一緒に練習をするとの事。次の日取りを約束をしてお別れ。

うーん、久々のカポエイラ楽しかったー!
下が砂場だったからイマイチだったから、今度は堅い所でやろっと。

これからは、音楽も併せて演奏できる。
夜のマルタの海岸で楽器の練習するなんて、かなりいい感じ!(お金もらえるかも)

オパー!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中