カポエイリスタの危機管理能力

はい、昨日の大崎はもの凄い人数がカポエイラの練習に来てくれました。

これだけ人数が多いと、一人当たり動ける時間も減るし、スペースも狭くなりますね。

とはいえ、ロンドンではもっと大人数で練習してまして、ジンガですら隣の人と接触しそうな狭さです。
日本の練習場所が狭過ぎるなんて事はないと思います。

そんな中、昨日の大崎では、またちょっとした接触事故が起こりました。
大事にならずに良かったですが、美しい女性の額に男の蹴りが思いっきり当たるなんていたたまれないですね。

普段から2人組になっての蹴り練習の際は各自スペースを見極めて散らばることになっていますが、それがなぜかいつも出来てません。

その結果がこれなので、カポエイラの練習する人は、危険に関する認識をもっと強化した方が良いですね。

何だかんだ言っても蹴りですし、振り回した足は凶器になります。

ケガをしない、させないためにも、目の前だけでなく常に周りにも気を張り巡らせたいものです。

3つのアウェアネスの内、見聞色のアウェアネスは、カポエイリスタにとても重要ですから、全員が身に付けたい能力です。

ということは、ホーダから背を向けて出て行ったり、ジョゴをカットするつもりで出したところに蹴りを貰うなんて問題外って訳ですな。

CDO東京の初心者ほとんど全員がこの傾向有りますので、気を付けましょう!

以前は、相手の足に向かって飛び込んで行って鼻血ブーなんて無謀な人もいました。

とにかくカポエイリスタは、足に気を付けて!
相手の足が届く範囲に、無防備に顔をさらさない様にしましょう!

まあ、蹴って蹴られてケガをして、ようやく学ぶ所もありますからしょうがない部分もありますが、もっと危機管理能力を高めましょう(*`へ´*)

極端な例では、ジョゴの相手がナイフを持ち出してくるかもしれない!いつ後ろから刺されるかもしれない!

そんな状況の中で昔のカポエイリスタ達は生きてたこともあるそうです。

油断していると、マラカンガーリャのビゾウロみたいな目に遭うかもしれません(>_<)

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中