北国で思う、粋なカポエイラグループの作り方

最近、カポエイラ東京のグループとしてのルールを考えています

ある程度の規模になってくると、どうしても色々と決まり事を作らなければなりませんからね

他のグループへ行く際の決まり事から練習参加の約束ごと、練習内での心構えから挨拶についてなどなど…

綿密に抜かりの無いルールを作らなければなりません!

と、色々と考えていると、どの程度まで細かくルールを決めたら良いのか分からなくなってきました

イギリスやブラジルではどうだったかな〜…

うーん、ハトが知る限り、団体のルールをこと細かく明確にしているところは有りませんでした

もちろん暗黙のルールは有りますよ

ただ、それは人から人へ、メストレや先輩、仲間から自然と学んだり、時には口頭で注意されて身につくものでした

そこで、札幌を観光していたハトはふとクラーク博士の像の前で思い出しました

博士は、赴任先の札幌農学校の校則の制定に携わりますが、とても細かく何項目にも及ぶその草案を見て「Be Gentleman (紳士たれ)の一言で充分」と答えた例のエピソードです

そう思うと、グループのルール作りを考える事か、なんだか良くわからなくなりました

本当はグループのルールなんて「カポエイリスタたれ」の一言で充分なのではないか?

ルールや規約なんぞをこと細かに制定するなんて野暮は、カポエイラグループには似つかわしくないのではないか?

カポエイリスタは自らは、見て、聞いて、観察して、気付いて

そして仲間からは、教えて、教えられて自然と学んでいくのが、カポエイラグループの粋ってもんです♪

※ 蛇足ですが、カポエイリスタ=人格者という意味ではありません f^_^;)

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中