カポエイラで見分ける2つの性格タイプ 傾向と対策

カポエイラを始めて1年~5年くらいの人だと特に見分け易いですが、ジョゴには、大きく2つの性格タイプが現れると思います。

今回は、そんなカポエイラの動きから見るこれらの傾向をお話したいと思います。

 

 

水曜日、普段ハトは練習に行かない曜日なところ、珍しく五反田教室に参戦です

練習自体は、初心者レベルと経験者レベルの二つに分け問題無く進行

最後の20分はいつも通り、Rodinha、練習ホーダ

 

 

ところで、最近のハトはホーダに入る時、普段とは少し違うやり方を実験しています

 

普段は、あまり考えない直感方式の出たとこ勝負

長所は、臨機応変に対応でき、可能性は無限大のはず

短所は、自分が癖になっているワンパターンの動きばかりになりやすい

 

 

一方、最近やっているのは、イメトレ通りに動く、先決め方式

長所は、やろうと思っている大技や連続技などができ、動きに幅が広がる

短所は、どこかでその動きをやろうと狙っているので、いかにも、やるつもりでやりました感が出てしまったり、相手の動きに柔軟に対処しにくい

 

 

本当は、直感方式で自然に大技や連続技ができるよう、体に覚え込まさなければいけないのでしょうが

これは、その域へ行きつくまでの前段階です。

 

 

今回、ハトは意識して、この二つのジョゴの傾向を変えてみましたが、

これらの2つの傾向は、多くの人に見られると思います。

 

例えば、技練では難易度が高いものもこなせるのに、ホーダの中では比較的単調な動きが多いタイプの人と

逆に、ホーダの中で、ある特定の大技や連続技だけはかっこよく決められるが、それ以外の動きは普通なタイプの人

 

 

どうでしょう?

何となく心当たりありませんか?

 

ちなみに、この傾向はどちらか1つだけを持っているというものではなく、

どちらの特性が強く出ているか?という性質のものです。

 

そして、これらをバランス良く持っている人は、特に上手いカポエイリスタである気がします。

 

 

仮説ですが、このジョゴの傾向の違いは、

人を優先し過ぎるあまり自分のやりたいことが出せない性格の人と、

逆に自分のやりたいことを優先させる性格の人

この違いから由来するのではないかと思うのです。

 

 

なので、自分のカポエイラの改善方法として、

他人優先タイプの人は、少し自分勝手なジョゴを心がけると良いカポエイラになると思いますし、

自分優先タイプの人は、カポエイラ以外ではもう少し他人への思いやりを持つと、良い人間になれると思います(笑)

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中