頭突きで学ぶカポエイラの哲学

土曜日のカポエイラ教室

久々の旗の台

 

品川区に住んでない人には

そんな場所、名前すら聞いた事も無いであろう町だと思います。

 

 

さて、この日は久々にプシャーダ・ジ・ヘージの練習です♪

サンパウロ本部では毎週のようにやっていた踊りが

日本だと一年に一回程度な頻度

初心者の中には初めて見るなんて人もいて

ハトの記憶も薄れつつあり悲しい限りです。

心なしか、プシャーダ・ジ・ヘージの歌も、この日はさらにもの悲しく聞こえます…

 

 

お次はカポエイラ

この日のテーマは、ハボジアハイヤ(手を付いた状態での後ろ足の蹴り)に対する避けのバリエーションと

それに併せてカベサーダ(頭突き)に入るための駆け引きでした。

 

蹴りを相手の内側へよけ、

大きく空いたわき腹へカベサーダをするというのはかなり定番な組み合わせですが

ただやみくもに突っ込んで行っても

その成功率は高くなりませんし、

逆にカベサーダされる側も相手が突っ込んで来ていないのにかかわらず、

もし必死でよけていたのなら、カポエイリスタとして少し恥ずかしくなってしまいますからね☆

 

相手の意表を突いた効果的な頭突きは?

その意表を突いた攻撃をいかに読み取るか?

攻守、両方の心理を学び、鋭い観察力を身に付けて、はじめて成功する訳なのです。

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せっかく頭突きするなら

世界を驚かせるような頭突きしたいですよね(笑)

 

 

いかがでしたでしょうか?

たかが頭突き一つですが

この日、カポエイラの歴史の時間でも取り上げた

「裏切り」という

カポエイラの哲学の一つに通じる

深〜い、練習でした

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ハト|カポエイラ講師

ハト カポエラ講師

■カポエイラのインストラクター ■ブラジルとイギリスで修行留学 ■女優/モデル/芸能人/役者さん等指導 ■一般人向け指導数述べ15,000人以上 ■渋谷とオンラインでクラス開催中